プライオボール実践講座
壁当てトレーニング講座
プライオボールの壁当ては、一人で黙々とできる練習の中で一番効果を実感しやすいメニューです。キャッチボールの相手がいなくても、フォームを作り込める。ここが最大の強みです。
セッティング図|距離・的・跳ね返りの流れ
セッティング表|距離・的・場所
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 距離 | 最初は近め。フォームを崩さず投げられる距離から始めて、慣れたら少しずつ離す |
| 的 | 壁にテープなどでマーキング。的ありならコントロール練習も兼ねられる |
| 場所 | 壁の強度と周囲の安全を確認。人や壊れやすい物がない場所を選ぶ |
重さ×壁当ての使い分け
| 重さ | 距離の目安 | 意識すること |
|---|---|---|
| 1kg〜500g | 近め | 下半身主導の感覚を確認しながら投げる |
| 300g〜100g | やや離す | 腕が振られる感覚とコントロールを両方確認 |
なぜ壁当てなのか
キャッチボールだと、相手のペースや捕りやすさを気にしてしまい、フォームだけに集中しきれないことがあります。壁当てなら、相手を気にせず、自分のテンポで何球でも繰り返せます。
以前書いた通り、形を身につけるには質より量です。壁当ては、その「量」を一番こなしやすい練習方法だと思っています。ボールが跳ね返ってくるので、すぐ拾ってすぐ投げる。このリズムの良さが、反復回数を自然に増やしてくれます。
セッティングの流れ
壁当てトレーニングのセッティング図 投げ手が壁から一定の距離を取り、壁につけた的に向かってボールを投げ、跳ね返ったボールをリズムよく拾って投げ直す壁当てトレーニングの様子を示した図。 壁 跳ね返りをリズムよく拾って投げ直す 距離(近め→慣れたら伸ばす) 的(テープなどでマーキング)
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 距離 | 最初は近め。フォームを崩さず投げられる距離から始めて、慣れたら少しずつ離す |
| 的 | 壁にテープなどでマーキング。的ありならコントロール練習も兼ねられる |
| 場所 | 壁の強度と周囲の安全を確認。人や壊れやすい物がない場所を選ぶ |
的をつけるかどうかで、壁当ての意味が少し変わります。的なしなら「フォームを作ること」に集中、的ありなら「コントロールを合わせること」も同時に練習できます。目的に応じて使い分けています。
壁当てで確認できること
壁当ての良いところは、投げてすぐに結果が返ってくることです。
- テイクバックの形:肘の高さ、ボールの向きが毎回同じになっているか
- リリースの方向:跳ね返ってくる軌道で、まっすぐ投げられているかが分かる
- 腕が振られる感覚:一人で反復する中で、力で投げていないか確認しやすい
特にテイクバックは、球数をこなす中でしか身体に入っていきません。壁当てなら、その球数を一番効率よく稼げます。
重さ×壁当て
壁当てでも、重さの使い分けは同じ考え方です。
| 重さ | 距離の目安 | 意識すること |
|---|---|---|
| 1kg〜500g | 近め | 下半身主導の感覚を確認しながら投げる |
| 300g〜100g | やや離す | 腕が振られる感覚とコントロールを両方確認 |
ウォームアップとして軽く壁当てするのか、メインメニューとしてしっかり量をこなすのかによっても、重さの選び方は変わってきます。ウォームアップなら軽めで感覚を起こす程度、メインメニューなら重い順にしっかり使い切るイメージです。
数をこなすことの効果
壁当ては、一球ごとに考えすぎないことが大事です。
- 毎球、テイクバックのチェックポイントだけ意識する
- リズムよく、拾ってすぐ投げるを繰り返す
- 疲れてフォームが崩れてきたら、量より休憩を優先する
一球一球を完璧にしようとすると、リズムが止まって反復回数が減ります。壁当ての良さは量をこなせることなので、そのメリットを活かすなら、テンポを止めないことを優先しています。
注意:硬いボールが跳ね返るため、周囲の安全確認は必ず行ってください。人や壊れやすい物がない場所で、無理のない距離・回数から始めてください。
形を身につけるには、質より量。
壁当てはその量を一番こなしやすい練習です。
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