実体験・続編
うちの高校であったいじめには、はっきりした共通点がありました。絶対に、一人ではやらない。必ず集団でした。
実際にあったいじめの中身
「臭い」という集団での嫌がらせ
野球をやっていれば、汗臭くなるのは当たり前です。しかも、あの時期は思春期でもあります。体臭が強くなりやすいのは、誰にでも起こりうる自然なことです。ワキガでもないのに「臭い」扱いされる。それも、個人が個人に言うのではなく、集団で言ってくる。これは、からかいでも冗談でもなく、ただの嫌がらせでした。
今思えば、脇のケアをする、制汗クリームを塗るなど、対策はいくらでもあります。それでも臭いが気になるなら、体質的な部分も含めて考える必要はあると思います。もし本当にその人が臭かったのだとしても、個人的に伝えればいいだけの話です。個人で言うのは、優しさです。相手のためを思って、こっそり教えてあげることができます。でも、集団でおちょくるように言うのは、優しさでも何でもなく、ただのいじめです。ここは、少し考えれば誰にでも分かることだと思います。
進学クラスの後輩への「下手くそ」いじめ
うちの高校には、進学クラスに所属する野球部員もいました。進学クラスは、普通コースよりも明らかに練習量が少ない。それなのに、Aチームに入っている選手がいました。それに対して「なんでお前が」「下手くそなのに」と、これもまた集団で言っていました。
一人では何もできない人たち
今振り返っても、笑ってしまうくらいはっきりしています。こういうことをしてくる人間は、一人になった瞬間、ころっと人が変わります。集団の中では強気なのに、一人になると急におとなしくなる。舐めてるのかと思うくらい、分かりやすい変わり身でした。
結局、一人では何も言えない。何もできない。だから群れて、数の力で誰かを下げることでしか、自分を保てないんだと思います。
人を貶す前に、自分を見直せ
一番笑えるのは、「臭い」と言ってきた奴らも、普通に汗臭かったし、足も臭かったことです。「下手くそ」と言ってきた奴らも、野球が特別うまいわけではありませんでした。
人に何か言う前に、まず自分を見直せばいいのに。それができないから、集団でしか強がれないんだと思います。
まとめ
集団でしか何も言えない人間は、結局のところ、一人では何もできない人間です。臭い扱いも、下手くそ扱いも、実態は自分自身にそのままブーメランで返ってくるようなものでした。
こういう人間には関わらないこと。そして、こういう人間の言うことに、いちいち傷つく必要はないということ。これが、あの経験から今も変わらず思っていることです。
見て見ぬふりをする学校関係者は、大丈夫なのか
これだけ露骨ないじめが起きていたのに、指導者もコーチも、見て見ぬふりでした。結果を出すことが優先されると、目の前で誰かが傷つけられていても、見て見ぬふりをしてしまう大人がいる。これは今振り返っても、正直理解できません。
高校野球には、外からは見えない部分がたくさんあると思います。結果や勝敗が最優先される空気の中で、こういう問題が後回しにされたり、なかったことにされたりする。声を上げれば、次は自分が居場所を失うかもしれないという恐怖もあります。だからこそ、選手側から声を上げるハードルは高いですし、大人がその構造に気づいて動かなければ、何も変わりません。
結果を出すことと、選手を一人の人間として大事にすること。この2つは、本来どちらも譲れないはずです。
集団でしか強がれない人間に、価値なんてない。
一人では何もできない人の言葉に、振り回されなくていい。


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