プライオボールの重さの使い分けと投げ方のコツ|ドライブライン正規品で球速アップ

野球×成長論

プライオボールで意識していること ― 真似したら必ず変わる

プライオボール(Driveline Baseball)を使ったトレーニングで、自分がずっと意識してきたことを全部書きます。難しいことは何もありません。でも、ここに書いた順番と感覚を丁寧に守るだけで、投げ方は確実に変わります。

1. 重さの使い分け ― 必ず重い順から

1kg → 500g → 300g → 200g → 150g → 100g

順番には意味があります。最初に重いボールを持つことで、「自分の力で投げる」感覚から「ボールの重さに任せて投げる」感覚に切り替わる。ここが一番大事なポイントです。

軽いボールから入ると、どうしても手先や腕の力に頼った投げ方になってしまいます。重いボールから入ることで、身体全体を使わざるを得ない状況を先に作る。それが軽いボールに移ったときの感覚にも生きてきます。

プライオボールの重さの使い分け 1kgから100gまで重い順にボールを投げる流れを示す図。重いボールでは下半身主導、軽いボールに近づくにつれ腕が振られる感覚を意識する。 1kg 下半身主導 500g 重さに任せる 300g 力を抜く 200g 感覚を保つ 150g 腕が振られる 100g 仕上げ 重いボールほど下半身と身体全体を意識 軽いボールほど腕が振られる感覚を確認 力で投げる → ボールの重さに任せる、へと感覚が切り替わっていく

2. 意識していること 5つ

  • 重い順から投げる
  • 力で投げず、重さに任せる
  • 下半身をしっかり使う
  • 腕は振らない、振られる感覚
  • 投球動作だけでなく、色んな角度から投げる

このどれか一つが欠けても、効果は半分になると思っています。

3. 重いボールほど「腕」ではなく「下半身」

重いプライオボールを投げるときほど、意識すべきは腕ではなく下半身です。腕を振ろうとした瞬間、絶対にうまくいきません。

身体全体を使って、重さに”投げさせてもらう”感覚。1kgから100gまで、この感覚を一貫して持ち続けることに、順番の意味があります。

4. 「腕を振る」ではなく「腕が振られる」

プライオボールで一番伝えたい感覚はこれに尽きます。

「腕を振る」ではなく「腕が振られる」。

力を抜いて、ボールの重さと身体の動きに身を任せる。この感覚さえ掴めれば、投げ方そのものが変わります。頭で理解するというより、重いボールを何度も投げるうちに体が覚えていく感覚に近いです。

5. 角度を変えて投げることの意味

投球動作の形だけをなぞっても、得られるものは半分だと思っています。腕の角度、身体の角度、いろいろなパターンから投げることで気づくことが多い。

重さ × 角度、この両方を意識することで、初めて全身を使った投げ方が身についていきます。

6. 重いボールほど肘への負担が少ない、というデータ

プライオボールに関して、実は重いボールの方が肘への負担が少ないというデータがあるようです。逆に軽いボールほど、引っ掛けて投げてしまうと負担が跳ね上がる傾向があるとのこと。

※数値計測でも、重いボールの方が肘のストレスが小さい傾向が見られることが多く、逆に軽いボールで投げるほど肘のストレスが上がりやすいという報告があります。

だからこそ、重い順から入り、身体全体で投げる感覚を先に作っておくことが大事なんだと思います。

ボールの重さと肘への負担の傾向(概念図) 横軸にボールの重さ、縦軸に肘へのストレスの目安を示した概念図。軽いボールほど肘への負担が上がりやすい傾向、重いボールほど負担が下がりやすい傾向を表している。実測データではなく一般的な傾向を示すイメージ図。 肘へのストレス(目安) 100g 150g 200g 300g 500g 1kg ボールの重さ(軽い→重い) 軽いボールほど引っ掛けて負担増 重いボールほど下半身主導で負担減

※上図はあくまで一般的な傾向を表した概念図です。実際のストレス値は個人の投げ方やフォームによって変わります。

7. トッププロも取り入れているトレーニング

大谷翔平選手やダルビッシュ有投手をはじめ、多くのトッププロがプライオボールを取り入れています。1kgから100gまで重さを使い分けて、身体全体で投げる感覚を作るトレーニング。自分もその考え方に沿って、重い順から意識してやっています。

まとめ

  • 重い順に投げる
  • 力じゃなく重さに任せる
  • 下半身主導
  • 腕は振られる感覚
  • 色んな角度から投げて気づく

この5つを、順番と感覚を守りながら繰り返すこと。それだけで、投げ方は変わっていきます。

続きはまたブログで詳しく書く予定です。


注意:重いボールを使ったトレーニングには怪我のリスクも指摘されています。無理のない重さ・回数で、正しいフォームを確認しながら行うことを前提にしてください。

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