筋肉量を増やせた本当の理由は、継続力ではなく「環境」だった。

野球×成長論

筋肉量を増やせた本当の理由は、継続力ではなく「環境」だった。

トレーニング、食事、睡眠——これらはすべて必要条件だ。でも自分が6年間で気づいた最大の答えは「継続できる環境に身を置くこと」だった。意識で継続しようとしたとき、自分は追い詰められた。環境が変わったとき、継続は自然についてきた。

◉ 大学野球6年間の体験談 | 継続力の本質 | 環境設計の実例

「意識して継続する」の限界

継続は意識してできるものではない。自分にはそれを痛感した時期がある。「やらないといけない」と思い始めた瞬間から、練習が義務になった。受け身になり、気づけば追い詰められていた。

「やらないといけない」という言葉が頭に浮かんだとき、それはもう継続ではなく消耗だ。意志力は使えば減る。環境は使っても減らない。

段階 状態 心の中
1 継続しようと決める モチベーションが高い。毎日やろうと誓う。
2 「やらないといけない」に変わる 義務感が生まれ、受け身になる。苦痛になり始める。
3 メンタルが追い詰められる しんどくなり継続が途切れる。自己嫌悪が残る。
4 環境を変えることで突破 意志力ではなく環境が継続を生み出すと気づいた。

継続に一番大事なのは「環境」——2つの方法

継続できる環境には2種類ある。「環境に行く」と「環境を作る」だ。どちらも意識や根性は一切関係ない。仕組みとして継続が生まれる状態を設計することだ。

環境に「行く」 環境を「作る」
エニタイムフィットネス契約 ガレージをバッティングセンターに
プロ野球選手のパーソナル バイト代で全部自作
他大学との合同練習 野球・トレーニングギアを揃える
レベルの高い場所に飛び込む いつでもできる場所を作る

環境に行くことも、環境を作ることも、共通しているのは「やりたくなる状況を先に設計する」こと。意志力に頼らず、仕組みで継続させる。

体験談①——環境に「行く」

エニタイムフィットネスを契約した。理由はシンプルで、「24時間いつでも行ける」という環境が自分の生活リズムに合っていたからだ。練習後の深夜でも、試合前日の早朝でも、行こうと思ったら行ける。それだけで継続のハードルが激下がりした。

さらに大きかったのはプロ野球選手が通うパーソナルトレーニングに参加したことだ。自分より圧倒的にレベルの高い人たちがいる環境に行くと、「自分もやらなければ」という感覚ではなく、「もっとやりたい」という感覚が自然に生まれた。

他大学との合同練習も同じだ。知らない選手たちの中で練習することで、緊張感と刺激が同時に生まれる。環境のレベルが上がると、自分のパフォーマンスも引っ張られるように上がっていった。

レベルの高い環境に飛び込むと、「やらなければ」ではなく「やりたい」に変わる。それが継続の本質だと思う。

体験談②——環境を「作る」

家のガレージがとても広かった。最初はただの物置だったが、ある日「ここをバッティングセンターにしよう」と決めた。バイト代をすべてつぎ込んで、自分だけのバッティング環境を作り上げた。

ピッチングマシン、人工芝、ネット、照明——すべてを自分の手で揃えた。完成したとき、ふと気づいたことがある。「練習に行く」ではなく「ガレージに行くだけ」になっていた。ハードルがゼロになった瞬間、継続は勝手に始まった。

野球ギアやトレーニングギアも同じだ。道具が揃っていると、それを使いたくなる。「道具を買う」という行動が、継続のトリガーになる。環境を整えることは、未来の自分へのプレゼントだと思っている。

「ガレージに行くだけ」になったとき、継続は意識の外に出た。ハードルをゼロにすることが、最強の継続戦略だ。

自作にかかった期間
3ヶ月
バイト代を貯めながら
練習ハードル
ゼロ
家から一歩も出ない
筋肉量増加
+18 kg
大学4年間の成果
球速変化
+32 km/h
120→152 km/h

継続が生み出す成果——数字で見る6年間

環境を整えて継続したことで、6年間でどれだけ変わったかをグラフで示す。数字は正直だ。

継続前(大学1年) 継続後(大学4年)

継続さえできれば、人生が豊かになる

トレーニング、食事、睡眠——これらはすべて必要だ。でも続けなければ意味がない。そして続けるために必要なのは根性でも意志力でもなく、続けられる環境だ。

「環境に行く」か「環境を作る」か。どちらでもいい。大事なのは、自分が自然と行動してしまう状況を先に設計することだ。そうすれば、継続は意識の外で起き始める。

継続さえできれば、何をやろうが人生が豊かになる。筋肉量だけじゃない。スキルも、知識も、人間関係も、すべて継続の先にある。

継続は根性でするものじゃない。継続できる環境に身を置くか、自分で作るか。その2択だけだ。

まとめ

筋肉量を18kg増やせた本当の理由は、トレーニングの質でも食事の管理でもなく、「継続できる環境を作ったこと」だった。エニタイムフィットネス、プロのパーソナル、他大学との練習、ガレージのバッティングセンター——これらすべてが「継続が自然に生まれる仕組み」だった。

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